神道の研究〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】平安時代以前より出雲において日本神話とのかかわりが議論されていたらしく、『出雲風土記』には他所風土記とは違い、そういった性格を色濃くみることができる。鎌倉時代には伊勢神宮の神官による学問的研究がはじまり、徐々に現在の神祇信仰の形を取るに至った。そして、そうした伊勢派の努力はやっと江戸末期のお伊勢参りの確立によって知識人よりも祖霊性の強い庶民の一部からも支持を得ることに成功した。一方で、本居宣長が江戸期には解読不能に陥っていた『古事記』の解読に成功し、国学の源流を形成していった。これら神道や国学の目覚めが欧米列強に植民地化されつつあったアジアの中で、日本の自覚を促し、明治維新を成功に導く思想的流れの一角を成した。神道が形成される過程において、古代は仏教から強く影響を受け、近世では儒教の日本への流入が大きい。伊勢派のはたしたことはそれに対抗する神道側の努力だったと考えるべきだろう。〜ワールドメイト〜
現代の神道〜ワールドメイト〜
現代の神道は延喜式(特に「神名帳」)にみられる古くから大和朝廷(ヤマト王権)がまつってきた神々を中心に統制され、仏教や地方の神々(元は氏神など)を習合し、全国的な一大ネットワーク及び独特の世界を形成しているようにみえる。また、江戸時代の儒教神道や復古神道、明治時代の国家神道の影響を強く受けている。神道に属する神々を祭神とする社を神社(じんじゃ)といい、全国の神社の大部分は神社本庁が統括している[20]。なお、神社本庁は「庁」と称しているが、行政機関ではなく宗教法人の一つである。〜ワールドメイト〜
皇室と神道〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】現在では、政教分離の性質上、皇室と神道があからさまに結びつくことはあまりないが、宮中祭祀にも見られるように、歴史的事実として皇室と神道は密接なかかわりを持つ。また、神道の信仰の対象として天皇(その祖先神を含む)の存在がある場合が多い。多くの日本国民が仏教と神道の習慣と信仰を両立させているように、皇室も神道の祭祀と仏教の行事を共に行っていた。皇室の神道色が強まったのは、朝廷の復権を志向して光格天皇が行った宮中祭祀の復活によってであり、それまではむしろ仏教色が強かった。明治天皇の代で行われた神仏分離や神道国教化に伴い、仏教と皇室の直接的な関係は薄れたが、皇室菩提寺であった泉涌寺と宮内省の特別な関係は日本国憲法施行時まで続いた。〜ワールドメイト〜
神社本庁〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】神社本廳(じんじゃほんちょう)とは、神宮(伊勢神宮)を本宗と仰ぎ、日本全国約8万社の神社を包括する宗教法人。神社本庁の宗教法人としての規則である「神社本庁庁規」で定める神社本庁の目的は、「神宮を本宗として、神社神道を宣布し、祭祀を執行し、斯の道を信奉する者を教化育成し、神宮の奉賛及び大麻の頒布をし、神職を養成し、図書を発行頒布し、その他神社の興隆を図るため、並びに神宮及び神社(宗教法人たる神社庁を含む)を包括するため、必要な業務を行うこと(神社本庁庁規第3条)」である。〜ワールドメイト〜
包括下の神社の管理・指導を中心に、伝統を重んじ、祭祀の振興や道義の作輿をはかり、日本の繁栄を祈念して、世界の平和と人類の福祉に寄与することとしている。このための具体的な活動としては、神社神道の宣揚・神社祭祀の厳粛なる執行・氏子崇敬者の教化育成・本宗である伊勢神宮の奉賛と神宮大麻の頒布・神職の養成・冊子の発行頒布を通じた広報活動などがある。皇室の男系継承の尊重、首相の靖国神社公式参拝の推進といった、伝統的保守主義系の団体としての活動も行っている。後述のように有力神社の中には、神社本庁と被包括関係に属していない神社もある。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】神道とは日本民族の古来の習俗に由来する、自然崇拝・祖先崇拝を基調とした信仰を総称した言葉であり、神社神道には、キリスト教の聖書やイスラム教のコーランのような教典は存在しない(教派神道は除く)。出雲派教義を明治期遠ざけたため、そのしこりは今も存在している。1956年(昭和31年)、神社本庁は、古来の伝統に立脚し、実践すべき規範として以下の「敬神生活の綱領」を発表した。なお、宗教法人としての「規則」は「神社本庁庁規」と呼ばれる。神道は天地悠久の大道であつて、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基である。神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。ここに綱領をかかげて向かふところを明らかにし、実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。〜ワールドメイト〜
一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと
一、大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆盛と世界の共存共栄とを祈ること
【ワールドメイト】また、「大祓詞」が包括下の神社では毎日唱えられている。 このほか、翌1957年(昭和32年)8月21日には、神社本庁は生長の家、修養団などと合同で紀元節復活運動のための統一団体「紀元節奉祝会」を結成した。1967年(昭和42年)には「建国記念の日」の名称で紀元節を復活させるなど政治的な理念も有して活動している。靖国神社崇敬奉賛会の法人会員でもある。〜ワールドメイト〜